はじめに(Problem)
2025年6月、ついに日経平均が4万円台を回復しました。生成AIや中食市場の盛り上がりも追い風となる中、次に狙いたいのは「業績が伴う注目株」です。
この記事では、7月決算発表を控えた注目の2月・8月決算銘柄の中から、好決算が期待される有力株をピックアップして解説します。
結論(Conclusion)
業績の裏付けがある銘柄は、株価の下支えにもつながります。とくに:
- 海外展開に注力するわらべや日洋(2918)
- 教育・IT融合を進める明光ネットワークジャパン(4668)
この2社は、「成長余地+好業績期待」が高く、今後の主力銘柄に化ける可能性を秘めています。
理由・背景(Reason)
🔹 日経平均が4万円回復。背景に「再投資マネー」と「生成AIバブル」
6月末、配当金の再投資資金が市場に流入したことに加え、米マイクロンなどの生成AI関連株が業績上振れを発表し、市場全体が上昇基調に。
具体例(Example)
🥗 わらべや日洋ホールディングス(2918)
セブンイレブンに弁当や惣菜を提供する「中食」企業。PBRは0.73倍と割安で、米国における**新工場稼働(オハイオ州)**を控え、海外展開が本格化。
- 米国では中食人気が上昇中(外食より安くチップ不要)
- セブンイレブンは2025〜2027年に食品特化型500店舗を米国内展開予定
- 売上の75%がセブンイレブン向け/海外売上比率も拡大へ
📈 業績ハイライト(2025年2月期)
- 売上高:2,224億円(前年比+7%)
- 経常利益:48億円(前年比-29%)→ それでも会社予想は大きく上振れ
- 株価は年初来高値水準まで回復
📊 チャート・業績推移の詳細はこちらの参考元をご覧ください。
📚 明光ネットワークジャパン(4668)
個別指導塾「明光義塾」を展開する教育大手。直営+FCで全国1,700教室以上を展開。
- 投資フェーズを卒業した事業が増加(ICT塾、IT支援など)
- 教育事業+人材支援などの複合ポートフォリオで安定感
- 今期は中期経営計画を2年前倒しで達成見込み
📈 業績ハイライト(2025年8月期予想)
- 売上高:245億円(前年比+8%)
- 営業利益:15億円(前年比+48%)
- 配当利回り:3.5%(予想)
📊 チャート・業績推移の詳細はこちらの参考元をご覧ください。
まとめ(Point)
日経平均が4万円台に回復した今こそ、「業績に裏付けされた銘柄」を選びたい局面です。
- ✅ わらべや日洋:米国展開×インフレ時代の中食ニーズ
- ✅ 明光ネット:少子化時代でも成長できる教育多角化モデル
この2銘柄は今後の決算発表にも注目が集まっており、投資の選択肢として十分検討に値します。